12月31日 年末年始関西遠征 その4 大東摂津の面白鉄塔旅 後編

みなさま、あけましておめでとうございます。
今年もenjoy!ブログを宜しくお願い致します。
さて、年を跨いでしまいましたが、引き続き大晦日の鉄塔探索の続きです。

古川橋味生線1号
古川橋変電所、というより、その前から鉄塔が見えていたので目を付けた送電線。
それがこの古川橋味生線です。

さっそく、昭和28年製の鉄塔が出迎えてくれました。

古川橋味生線4号
そのすぐ先にもジャミラ形の鉄塔です。
これは期待できそうですね。

古川橋味生線5号
4G1号?を挟んだ次の鉄塔で急カーブしています。
で、次の鉄塔ですが

古川橋味生線6号
鋼材が上から下まで1直線のいわゆる「単一テーパー」鉄塔が
あるではないですか。
大東線に残っていたであろう、古い鉄塔もこんな感じだったのでしょうか。
建設年も昭和11年でしたから、おそらく、このルート開設時からの鉄塔かと思いますね。
しかも、これ1基だけでなく、何基も残っていたので、うれしい限りです。

古川橋味生線9号
で、ここまで分岐のなかった古川橋味生線ですが、9号で大和田支線を分岐していました。
しかしどういうわけか、1回線分だけ、地下に潜らせて、次の鉄塔で地上に引き上げるという、
珍しい状態です。
そのため、この9号は、
関西電力スタイルの分岐に地中引下げ用の新しい腕金がついていて、
新しいもの+古いものという組み合わせが、さながらキメラっぽい
(キメラ:鋼の錬金術師に出てくるアレです。)感じがします。

大和支線2号
大和田支線は3基だけの鉄塔です。
関東でも、京成大和田線と東武大和田線と、2つの大和田線を見てきたので、
本当に大和田は多い気がします。

大和田変電所
さらに、終点には関西電力と京阪の大和田変電所が
道路を挟んで隣同士でしたが、
直接77kV架空線でつなげるという、
西相模変電所みたいなことをしておりました。

さて、古川橋味生線に戻りますが、
その後も昭和11年製の鉄塔が全部ではないですが、続いていました。

で、高速道路をまたぐところにすごい高い鉄塔が・・・。

古川橋味生線24号
高速は戦前には無いですから、一瞬妙に感じましたが、後ろには土手が見えます。
河川横断です。
これなら高くなっても納得です。

淀川の広い河川敷を、途中から並走していた浜町線と一緒に渡ります。
それにしても、浜町線もレトロそうな鉄塔ですが・・・。

浜町線18号
中継鉄塔1基を挟んで、川の対岸に到達した浜町線18号を見てみたら、
なんと大正12年の表記です。
こちらの方がかなり先にできていたようです。
やっぱり関西電力は面白い鉄塔がてんこ盛りです。
で、肝心の古川橋味生線ですが、

新鳥飼味生線9号
別の送電線の下段に入ってしまいました。
しかも鉄塔に近づけず、この時点では線名がわかりません。
ひとまず、古川橋味生線が向かう先に行きます。

新鳥飼味生線14号
そうしましたら、6基程度で終点の変電所に着きました。

味生変電所
というわけで、大きな味生変電所に到達しました。
「あじう」と読むそうです。
結構いろいろな送電線が接続していましたが、
この時点で古川橋味生線以外で線名が分かった鉄塔は
なかったのです・・・。
さて、残りの時間をどうするか、
それは、古川橋味生線を乗っ取った、この送電線をコンプリートしてみます。

新鳥飼味生線5号
たどっていく中で、線名を新鳥飼味生線であるとわかりました。
今度はジャミラV吊り鋼管鉄塔という、
これまた東京電力ではお目にかかれない鉄塔がありました。
関西電力ってどうしてこうも面白い鉄塔が多いのでしょう。
それとも「電力会社が違う=当然鉄塔の形も違う」ということなのでしょうか。

そして、基数が少なかったので、新鳥飼味生線はあっという間に1G2号
(関東でいう1-2号でしょう)まで来たはいいですが、
新鳥飼味生線も別の鉄塔の下段に・・・

淀川東線56号
その鉄塔は淀川東線ですが、
かろうじて見えた基数が56号!
これはこの日のうちのコンプリートは無理ですね。
諦めようかとも思いましたが、
京都方面へ向かっている(かもしれない)鉄塔としていつかたどるかもしれないので、
途中までたどってみることにしました。

淀川東線52号
154kVと77kVを合わせて8回線も支えているという、
これまたすごい鉄塔です。

貨物新幹線のお名残撤去中
あ、東海道新幹線の噂の「貨物新幹線計画の名残」が消えようとしていますね。
新幹線を止めずに工事できる方法が見つかったとしても、
やはり、時間はかかるものなのですね。

鉄塔に戻りまして、この先で何やら変化が・・・

新鳥飼味生線1号・1-1号
おお!
新鳥飼味生線が引き込まれています。
何気に同線をコンプリートしたようです。
諦めずにたどってきてよかったです。

新鳥飼変電所
というわけで新鳥飼変電所です。
超高圧ではない変電所に「新~」とついているのは、やはり
東京電力では見かけることがないので、新鮮ですね。

というわけで、2016年占めの鉄塔旅は
目的通り、「面白い鉄塔」にたくさん出会えた、満足のいく結果となりました。
暗くなってきたのでここまでとします。

阪急の駅まで時間がかかるかと思ったら、先に
大阪モノレールの駅がありました。
一駅200円は高いですね。

梅田駅でもちょっと電車を撮りました。
そして撮影終了しました。

続く
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古川橋味生線

元々は大東線と一続きだったようです。

両系統は、日本電力の建設した日本電力大阪変電所から日本電力堺変電所への連絡線の流用線だと思われます。

日本電力大阪変電所は今の小曽根変電所。日本電力堺変電所は今の浅香山変電所。

浅香山変電所は以前の関西遠征で訪問されていたのでは・・

味生変電所は、元の日本電力吹田変電所で、日本電力大阪変電所~日本電力吹田変電所間の電路の流用線が小曽根味生線。

小曽根味生線には古川橋味生線の原型鉄塔と同じ形の鉄塔達が多数残っています。

浜町線は宇治川電気建設の電路の流用線。

この宇治川電気電気建設の電路は、神戸灘区内の変電所と、奈良県の吉野の山んなかの水力発電所とを結んでいました。

浜町線はその電路の一部区間の流用線。この電路の流用線は多数あり、支線も含めると、10系統くらいの流用線には原型鉄塔が、まだ残っています。

Re: 古川橋味生線

たくさんのコメントありがとうございます!
残念ながら、大東線に古川橋味生線のような鉄塔は残っていませんでした。
建て替え鉄塔は数基あったので、古い鉄塔も結構残っていたようですね。
京都まで行けるコースがあるのもうれしいですね!
10系統とは驚きです!

浅香山変電所は、うろ覚えですが出会った記憶がありますね。

南近江線は、この先も丘陵地区間があるのですか!
今のところ、辿った500KV送電線で長いのは約146基あった新古河線なので、
その記録も塗り替えることになります。
山岳地帯区間の途中に信楽高原鉄道の信楽駅に比較的近くなっている場所があったので、
そこをうまく活用できれば追跡できるかと考えております。
距離が長いので、日が比較的長くなるゴールデンウィークを狙い目と考えております。

関東とつなげるにあたり辿る送電線は、
中部電力管内に入ったところから、名前が不明なので、
名前を公開されているサイトなどで予習するつもりです。
プロフィール

プラ太郎

Author:プラ太郎
名前 プラ太郎
現在 電機設備メーカー
趣味 鉄道・送電線・トミカ・プラレール

趣味+日常を出来事をつづるブログです。これからもどんどん続けていきます。

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