9月24日 THE鳩ヶ谷-田端鉄塔ツアー その2

宮前線の寄り道を済ませて、いよいよメインディッシュの千代田線めぐりと参ります。

実は、この送電線を選んだのには深い訳があります。
この送電線は、いくつかのサイトに「猪苗代幹線のルートを流用して立てられた」
と、あるのです。すなわち、現在猪苗代旧幹線の終点となっている那須野変電所から
いくつもの増強型の送電線が猪苗代旧幹線のルートを引き継いでつながっているのです。
つまり、千代田線をたどれば、大正3年に猪苗代旧幹線として建設されたルートを
制覇することになるのです。

千代田線1号
まずは1号鉄塔からです。
変電所を出発する始発鉄塔は兄弟鉄塔です。
なかなか愛嬌がありますが
近づける場所がありません。完全に変電所の中です。

千代田線2号
2号鉄塔から4回戦となっていますが、
線命が書かれている回線札をよく見てみたら
「千代田線」の下に「田端線」の文字
・・・これは行き着く変電所が違うかもしれませんね。
わざわざ線名を変えているということは・・・。
ちなみにこの鉄塔は70mあります。

さあ!この先はしばらく芝川のそばを通っています。
なかなかいい風景です

千代田線4号他
しかし、ここで重大な事実が判明。
思いっきり逆光です。
それもそのはず。千代田線は南下するルートなので、普通に撮れば鉄塔は北側から
撮ることになり、日光の差し込む方向とまるで正反対なのです。
なので、「その鉄塔の大型・小型プレート→その鉄塔の南側アングル→その鉄塔のヘリ用巡視札」
という手間のかかる方法で撮影し、なるべく逆行を避けるようにしました。

千代田線6号
千代田線はグレーの鉄塔が多いですが、紅白もいくつかありました。
写真奥の5号鉄塔はプレートこそ見えたものの遠めで高さは断定できず。
57mか67mのどちらか。
目測で67mでしょうか。

千代田線8号
それでも、千代田線の標準型といえばこの形です。
立替タイプのようですが、腕金6段の長さがきっちり揃っているので、
デザインとしてはなかなかいいのではと思います。
千代田線9号
しばらくいくと、古い鉄塔が現れました。
建設年を見てみると昭和35年。おお!
これが千代田線の本当の建設年ですね!
周辺は工場が多く立地し、平日だったのでどこからも
機械の音が聞こえてきました。

その先も工場地帯を通り、住宅街を抜けて、
並木のある道路にでると、
千代田線15号
標準的な立替鉄塔・・・ですがバランス耐張碍子になっています!
ここで建設年を見ることが出来ましたが昭和52年でした。
こんな新しい鉄塔でさえバランス耐張碍子になってしまうなんて・・・。
都心の開発の進みの早さを感じることが出来ます。

千代田線18号
並木道路の途中には建設当初の鉄塔も見られました。
柿生線にも似た懸垂鉄塔ですが、柿生線より腕金の長さの差が大きいような・・・。
よくよく考えたら、昭和35年という建設年は柿生線より1年早いことになりますから、
形に違いが現れるのは必然かもしれませんね。

しばらくいくと、千代田線の下になにやら別の鉄塔が見えてきました。
千代田線22-1号下を潜る鹿浜線
潜っていたのは「鹿浜線」でした。44mと比較的低い22-1号の、さらに下をくぐっています。
そのためとても低いです。鉄塔の下はすべて鉄塔の敷地となっており、
下に何の建造物も作れないことを物語っています。

さらに、その先の幹線道路を越えると23号

千代田線23号根元
なんだか根元が妙にがっちり補強されています。
似たような補強をされた鉄塔を猪苗代旧幹線でも見かけましたよ・・・。

そしてなおも続く住宅街。近くにあった小学校の古い校舎に
しばし見とれつつ、近くを走る日暮里舎人ライナーの駅も撮れるところを撮りながら
進みます。
千代田線27号
27号は!オール懸垂碍子のままのオリジナルの鉄塔でした。
よく塗装された古い鉄塔が青空にそびえる・・・。
見ていてフレッシュな気分を味わえます。

千代田線29号
そして、荒川が近づいてくるころにまた紅白鉄塔が現れました2基ありましたが、
高さが確認できたのは写真の29号。
72mでした。
そして、荒川の土手に上ります。

千代田線30号他
荒川の河川敷に立っていた鉄塔は、建設当初の姿をほぼとどめた鉄塔で
お立ち台つきです。お昼休憩の前に、河川敷の鉄塔を撮影します。
遠くには終点の変電所の電波塔も見えてきました。
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No title

お久しぶり。
「57mか67mのどちらか」は、紅白鉄塔は高さ60mを超えるので6号は 67m で正しいと思います。飛行場の近くや山の谷間は60m未満もありますが近くに飛行場はないので。
ブログでは5号になっていますが「写真館」では6号になっているので、6号が67m、5号が高さ未確認だと思います。
5号、14号、28号は自由に入れない・入りにくい敷地なので小プレートが見得える所に近づけなかったのでしょう。これは自分も自由に入れない・入りにくい敷地(工場、学校、畑などの私有地)には入りません。
猪苗代旧幹線の全基コンプリート、「写真館」の全基追加おめでとうこざいます。

自分は10月に一人で岡本~宝積寺の栃山線と猪苗代新幹線の鉄塔を見に行きました。一人旅の2日前にも新潟の津南旅行3日目で山の中にある南新潟幹線の紅白鉄塔に行きました。いずれも公開済なので良かったらぜひ見てください。

Re: No title

コメントありがとうございます
お久しぶりです。
確かに、飛行場が近いなど特殊箇所では60m未満の紅白も見られますね。プラ太郎は神奈川県在住なので、一番近いのは厚木飛行場。その飛行場の西側を通過する「中綾線」は通常高さで紅白となっている鉄塔が連続していますのでご覧になってはいかがですか?私有地だと分かった場合はもちろん入らないようにしています。わからず入ってしまったり、たまたま地主がいて許可をもらえたら私有地内での撮影もするかもしれません。間違って私有地を通ってしまったことは結構ありますが、周りの方々に迷惑をかけないように楽しむのが一番だと思っています。

猪苗代旧幹線は親戚などの協力もあって達成できました。ゆくゆくは猪苗代新幹線の方もコンプリートを夢見ています。
プロフィール

プラ太郎

Author:プラ太郎
名前 プラ太郎
現在 電機設備メーカー
趣味 鉄道・送電線・トミカ・プラレール

趣味+日常を出来事をつづるブログです。これからもどんどん続けていきます。

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